固定費削減|プロパンガスの見直しをして、年間約14万円削減した話

暮らし・お金

固定費の中でも、意外と見落としがちな「プロパンガス代」

実は地域や会社によって、年間で数万円も差がつくことがあります。

今回は、わが家が実際に年間13万円以上の節約につながった体験をもとに、手順と学びをまとめました。

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夫婦でお金の流れを整えようと思い立ってから、少しずつ固定費の見直しを進めてきました。

最初は通信費の見直し(ahamoへの切り替え、サブスク+OCNメールの解約)から始まり、次に大きかったのが、生命保険の見直し。

ここまでで月7.2万円・年間86.6万円の削減につながりました。

そして今回のテーマは「プロパンガス」

「うちはそんなに使っていないのに高い気がする」と思いつつも、どこも同じだろうと放置していた私。

けれど実際に調べて見ると、我が家は平均のほぼ2倍の料金を払っていたのです。

結果的に、契約会社を変えずに料金だけの見直しで、年間14万円の固定費削減となりました。

プロパンガスの見直しでは、家族間での意見の衝突もありましたが、

最終的には「知ること」「柔らかく変わること」が暮らしを支える力になると実感。

この記事では、その過程と学びを具体的にまとめます。

ここからは、わが家が実際にどんなふうに動いて、どうやって料金を下げられたのか──

体験を通して感じたこともまじえながら、お話ししていきます🌿

きっかけ

固定費の見直しを進めていたとき、「プロパンガスも見直せる」ことを知りました。

「え?ガスってそんなに変わるの?」と半信半疑でしたが、調べてみて驚きました。

プロパンガスは都市ガスと違い、自由料金制

つまり、ガス会社によって料金がバラバラで、見直し次第で都市ガス並みに安くできる可能性があるのです。

「悩むよりまず行動」と思い立ち、私はすぐに動きました。

利用したのは「プロパンガス料金消費者協会」

日本地図が表示され、自分の地域をクリックすると適正価格がわかる便利なサイトです。

👉️サイトへはこちらから プロパンガス 料金消費者協会

見積もりサイトの調査

まずは複数の比較サイトを使って候補を集めました。

代表的なのは「エネピ」と「ガス屋の窓口」

どちらも無料で地域のガス会社を比較でき、条件に合った会社を紹介してくれます。

エネピ のサイトはこちら 👉️ エネピ

ガス屋の窓口 のサイトはこちら 👉️ ガス屋の窓口

比較してみると、いくつか良心的な会社が見つかり、そのうちの1社に見積もりを依頼しました。

ガスの料金はどう決まる?

AIを使ったり、ネットの情報を確認しながら料金構造を整理しました。

プロパンガスの料金は「基本料金」と「従量料金(使った分)」の合計で決まります。

計算式:基本料金+(従量単価☓使用量)=月額料金

全国平均では、

  • 基本料金:1,500〜2,000円前後
  • 従量単価:370〜430円/㎥

一方わが家は・・・

  • 基本料金:2,100円
  • 従量単価840円/㎥

従量単価は全国平均のほぼ2倍でした。

知らないまま続けていたことにショックを受け、「今すぐ変えよう」と決意しました。

見積もりの依頼と結果

見積もりをお願いしたA社の担当者が日程調整後、訪問してくれました。

事前にわが家の明細をまとめておき、その場で比較できるようにしておきました。

プロパンガスの設置状況など確認した上で、その場で簡単に出された新料金はーーー

  • 基本料金:1,300円
  • 従量単価:350円/㎥

なんと、約41%のコストダウンです。

あまりの差に驚きつつも、すぐ契約を決めました。

切替手続きも、A社が旧契約先へ切替連絡(工事連絡)をしてくれるとのことでした。

義理の母との口論

切替工事の話が進む中で、思わぬ反対が起きました。

同居している義母が「昔からの付き合いを切るなんて」と強く反対したのです。

義母は長く地元に暮らし、人付き合いを何より大切にしてきた人。

その気持は理解できましたが、実際に光熱費を支払っているのは私たち夫婦です。

「費用を負担していないのだから、今回は口を挟まないでほしい」と静かに伝えましたが、話はなかなか平行線のままでした。

夫は私の立場を理解し、「これは自分たちの今後の生活も含めた問題だから」と間に入ってくれました。

それでも感情がこじれてしまい、家の中がピリついた数日間。

この出来事を通して感じたのは、年齢を重ねると”変えること”そのものに抵抗を感じてしまう人もいる、という現実です。

そして同時に「自分はそうならないように、柔らかい心でい続けたい」と思いました。

暮らしを整えるというのは、家計の見直しだけではなく、人との関係や自分の心の向き合い方までも見直すことなのかもしれません。

まとめ|知ることと、柔らかく変わる力

紆余曲折あり、結果的に契約先は変えず、料金見直しで落ち着きました。

料金見直し案が提示され、年間約14万円の削減につながったことは大きな成果です。

「調べる」「比較する」「申し入れる」ーーー

その3つのステップが、家計を守る確かな力になると実感しました。

一方で、家族との意見の違いから、年齢を重ねると”変化を受け入れる難しさ”も感じました。

けれど、だからこそ「今のままでいい」と思わず、

柔らかい心で理解を重ね、暮らしを整えていくことを大切にしたいと思います。

家計の見直しは、お金だけではなく、

自分の生き方や人との関係を見直すきっかけにもなるーー

そんな気付きを、アラ還主婦としての日々の中で感じています。

アラ還だけど、まだ人生は続く。

未来に明るい材料を残すように、インフレに負けないように、

私の見直しはこれからも続きます🌿

固定費を整えて支出を減らしたあとは、税金の仕組みを知って手取りを守るステップへ。

次は「ふるさと納税」や「扶養控除」など、節税につながる工夫についても整理していきます🌱

読んでくださりありがとうございます。

この体験談がどなたかの参考になれば嬉しいです🌿

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